東日本大震災の原発事故で、東日本では大規模に停電が起こりましたが、西日本はびくともしませんでした。それは東日本と西日本では周波数が異なり、それぞれ自立していているからです。周波数変換所を通じて電気的には接続していても同期はしていないのです。ムカデ競争の縄がゴムになったようなものです。では、各電力網をもっと小さな単位にし、蓄電池を活用することで自立させ、それぞれの網を1対nで非同期に接続してみたら災害に強い電力システムになるのではないか。そういうところから、デジタルグリッドの発想につながっていきました。